2023年度 春季 「高校生グローバルスクール」
- 日 時
- 2024年3月16日(土)〜17日(日)
- 会 場
- クロス・ウェーブ府中
2024年3月16日(土)・3月17日(日)に2024年度 春季「高校生グローバルスクール」を実施しました。今年度は、クロス・ウェーブ府中を会場にて対面実施しました。
「大学の学修や研究の世界への貢献を考える」をテーマに、三大学それぞれの講師による講義や演習を経て、グループごとに ディスカッションをして課題の解決方法の探求に取り組みました。
1日目
昼食 & アイスブレイク
開会式・オリエンテーション
電気通信大学のプログラム
次世代無線システム「6G」における 周波数資源の枯渇問題の解決に向けた 国際活動・国際協力の重要性
電気通信大学 情報理工学部
李 傲寒 助教
東京外国語大学プログラム
土地の記憶・歴史の痕跡
東京外国語大学 大学院総合国際学研究院
篠原 琢 教授
東京農工大学プログラム
地球規模の環境問題の解決に向けた国際活動・国際協力の重要性
東京農工大学 工学研究院 応用化学部門
兼橋 真二 准教授
レクリエーションプログラム
大学生ファシリテーターの進行でゲームを楽しみながら、
親睦を深めました
2日目
グループ別ディスカッション
2日目は、ファシリテーター(3大学の学生・大学院生による学習ナビゲーター)のサポートでグループごとに「大学の学修や研究の世界への貢献を考える」について、ディスカッションをしました。
グループ別プレゼンテーション
ディスカッションした内容をまとめて、プレゼンテーションしました。それぞれのグループで話し合った内容を全員で共有し、他のグループからの質問も交えて、ここでも活発に議論がされました。
東京都/高校2年生 女子
コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力が上がったと思います。受講前は自分の考えをみんなの前で発表することに苦手意識を持っていましたが、いろいろな考えを持っている人と話し合って1つの発表を作っていくことで、やりがいや達成感を持つことができ、自信がつきました。全国から分野を問わずいろんな目的を持った高校生が集まって来るので、いろいろなアイデアが出てくるのがよかったと思います。
青森県/高校1年生 女子
青森に居るので見える世界や価値観が狭いと思っていて、同世代の高校生はどんなことを考えていて、どんなことを問題視しているか、どんな新しい考え方が知れるかを期待して参加しました。大学の先生の講義では分野が違うこともあって、知らないことばかりで、「ヘー」とか「そうなんだ!」と思うことがたくさんありました。グループディスカッションでは全員がお互いに遠慮せずに疑問や感想を意見する環境があって居心地がよかったです。
学生ファシリテーター(東京外国語大学)
僕自身が感じたのは、大学では経験できない、分野を超えていろんな考えをもった人と関われた新鮮で貴重な時間でした。これから進学や就職を控えている高校生には、自分の道の選択肢を広げるよい時間が過ごせると思いますし、自分の新しい「好き」を見つけられる場だと思うので、是非参加してほしいと思います。
学生ファシリテーター(東京農工大学)
このグローバルスクールは、大学でやっている一連の研究や学修の流れに沿っていて、それを経験できることはとても価値があることだと思います。各大学の先生の講義を聞き、関心のあったテーマを選んで文献を調べて、その後にディスカッションや発表をとおしてより深い話をするという流れが、大学での生活や研究に似ていると思うので、大学ではどういうことをやっているのかな、というのを知れるよい機会だと思います。
学生ファシリテーター(電気通信大学)
高校生グローバルスクールは、自分の視野を広げて新しい考えやアプローチを学ぶことができる素晴らしい機会だと思います。これは大学や社会で何か問題に直面したときに、解決の幅が広がるので非常に大事な経験だと思います。そして文系、理系など異なるバックグラウンドの仲間たちと2日間協力しながら課題に取り組むことで、自分自身の成長を感じることができると思います。
※学年は参加当時のものです