東京外国語大学・東京農工大学・電気通信大学による文理協働型グローバル人材育成プログラム

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三大学学長のあいさつ

東京外国語大学 立石 博高 学長

「連携と協働で真のグローバル人材の育成を目指す」

本学は、建学以来、日本の高等教育のグローバル化を牽引する大学として、多くの人材を国際社会に送り出してきました。現代社会は、従来の学問では十分に対応できないほどの速度で、グローバル化が進展しています。グローバリズムの中で進行する問題を解決するためには、次の3つの「インター」が重要であると考えます。1つめは「インターナショナル」(International)。国(national)壁を超えて相互に理解し合わなければなりません。2つめは「インターカルチュラル」(Intercultural)。人・モノ・金・情報があふれる現代世界においては、国家のみならず文化(culture)の壁を越え、異文化理解・多文化共生を目指す姿勢や学問への取組が必要です。そして、3つめは「インターディシプリナリー」(Interdisciplinary)。人文系の知だけに頼らず、従来の専門分野(discipline)の壁を越え、真に学際的な教育研究を行うことが必要です。西東京三大学連携事業によって、東京農工大学、電気通信大学、本学それぞれの特色が融合し、刺激し合えるシナジー効果が生まれることを期待しています。

東京農工大学 大野 弘幸 学長

「文理協働により地球的課題の解決を目指そう」

外国語の実践力と国際感覚を具え、地球的規模の課題解決能力を持った人材が求められています。特に、本学が得意とする農学、工学分野では、異文化理解が強く求められています。これまでも、多様な文化を持つ国々との間で密接な関係を築いてきました。科学技術のみならず、その背景となる文化をより深く理解していないかぎり、本当にいいものは作れません。また、モノづくりや輸出入を通じて海外と交流することもできないと思います。地球上の様々な地域で人間が生きていくためには、食料とエネルギーが必要です、環境も整っていなければなりません。我々は理系の立場からこの問題を解決していかなければなりません。文化間の問題を解決するためには情報コミュニケーション、通信が特に大切です。文理協働により地球的課題を解決するためには3大学の連携が今後ますます重要となります。

電気通信大 福田 喬 学長

「文理協働により課題設定能力を開発し強化する」

本学は、他大学にない特色ある概念として「総合コミュニケ―ション科学」を掲げ、それに基づく教育研究の実践の場として世界的な拠点となることを目指しています。これは、人間・社会・自然の秩序ある発展には、ディシプリンに捉われない幅広い見方によって対象を捉え問題解決に取り組むことが必要との考えからです。問題解決には、その問題から如何にして課題を設定するかが重要です。課題設定ができてしまえば具体的なアクションはほぼセットでついてきて、問題解決への道筋は確定したも同然です。問題解決には課題設定が鍵なのです。グローバル化の進展に伴って、国家間の相互依存は益々深まり、各国が抱える様々な問題は地球規模に瞬時に伝播・拡大しています。国内を見ても、少子高齢化が加速し地域は疲弊しつつあります。そのような問題の解決に向けて、分野を異にする三大学の連携による文理協働は、鍵となる課題設定能力の開発・強化に資するものと考えます。